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注文住宅では、理想の間取りや設備を実現できる魅力がある一方、住んでから「失敗だった」と後悔する例もあります。よくある失敗例から対策方法を学び、家づくりに役立てましょう。
営業担当者に予算を伝え、「予算内に収まる」という話だったものの、契約後に予算オーバー。ムダな費用ではないものの、予算に収まるはずだったのに…と不満を感じてしまう例があります。
思わぬ予算オーバーを避けるために、予算に含まれているもの・含まれないものを確認しておきましょう。
すべてのハウスメーカーや工務店が当てはまるわけではありませんが、営業担当者によっては予算を「本体工事費用」だけで考えるケースがあります。しかし、本体工事費用は総費用の7割程度。施主は総費用の予算を伝えたつもりですから、予算をオーバーしてしまいます。
契約前に予算の内容について確認しておくことで、予算オーバーによる失敗を防げるでしょう。
「子ども部屋は1つでいい」と考えて家を建てたものの、住み始めてから追加の子ども部屋が必要に。子どもが増えても仕切りなどを使ってスペースをつくれば良いと考えていた場合でも、男の子と女の子のきょうだいで別室が必要になる可能性があります。
将来的な家族の人数やライフスタイルを考慮し、可変性のある間取りを採用することが大切。とくに子ども部屋や寝室は、現在の状況だけで決めるのではなく、将来を見据えた間取り設計を行いましょう。
玄関収納が足りず、玄関がごちゃごちゃして片付かない…という失敗例はよくあります。家族の靴や子どもおもちゃなどが散乱し、来客時に恥ずかしい思いをすることも。
また、靴箱を設置したものの、レインブーツやロングブーツなどの高さのある靴が収納できない…という失敗例もあります。
玄関はお客様を迎える家の顔ですから、いつもスッキリとさせておきたいものです。
玄関の収納力をアップさせるために、天井まであるトールサイズの靴箱を設置するのがおすすめです。
また、棚を可動式にしておくことで、レインブーツなども楽に収納可能。「トールサイズにしても、出し入れしにくい上部は使わないのではないか」と考えがちですが、冠婚葬祭に使用する靴などの使用頻度の低い物を収納できます。
憧れのフラットタイプのアイランドキッチンを採用。しかし、アイランドキッチンはリビングやダイニングから全方位が見えやすいため、常に整頓が必要です。また、コンロ周りに壁がないため、油ハネなどによる汚れも気になります。
憧れのアイランドキッチンをキレイに保つのが大変…といった失敗例があるようです。
アイランドキッチンを美しく保つためには、日常的な掃除が必要です。そのため、本当に毎日お手入れができるかどうかをよく考えましょう。
アイランドキッチンの「家族と対面しながら料理ができる」という点に魅力を感じている場合は、対面型のキッチンを検討してみてはいかがでしょうか。対面型のキッチンにカウンターを設ければ、手元を隠すこともできます。
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